めざせ!億万長者への道

株に投資する

●株式とは?

 例えば私にものすごいアイデアが思い浮かんだとしましょう。これを商品化すると間違いなく儲かる、そんなアイデアだとします。ところが私にはそれを商品化するお金がない。そこで投資家の皆さんに呼びかけるのです。「このアイデアを商品化すると儲かると思う人は、私が発行する株券を買ってください。もし儲かったら配当金を支払いますから。」と。そして私のアイデアに賛同する投資家の皆さんが株券を購入する。こうして資金を集めて設立された会社が株式会社です。
 日本で初めてこれをやったのは坂本龍馬ですね。彼はとにかく船が好きだった。そこで船を使って海運会社を作ろうとしたのです。しかし、会社を作る資金がなかった。そこで全国の大名のところを走り回って資金を出してもらおうとしたのです。ところが、当時は大名たちも非常に台所事情が厳しかったのでそうやすやすとお金なんか出してくれませんでした。そこで龍馬は大名たちにこういって口説いたんですね。「もし儲かったら皆さんに利益を還元します。」と。こうして設立されたのが海援隊なのです。
 それでは話を元に戻しますが、このようにして設立された会社を支配しているのは誰でしょう?答えは私ではありません。私が発行した株券を買ってくれた投資家の皆さんなのです。いわゆる株主というやつですね。私は株主の皆さんから経営を託された雇われ人に過ぎないのです。ですから年に1回株主総会が開かれて株主の皆さんが私の経営方針に注文をつけることができるのです。もし私がとんでもない失敗を犯してしまったら、株主総会で解任を迫られることだって有るのです。
 では、もしこの株式会社が倒産してしまったらどうなるか?ズバリ株券は紙切れになってしまいます。先ほども述べましたが、「株主=その会社の支配者」ですから、会社がつぶれた場合は当然株主も責任を取らなければならないのです。どうやって責任を取るかと言えば、それは出資したお金を諦めるという形になるのです。
 ざっと「株券とは何か」「株式会社とは何か」を説明してみました。これで株を買うということはどういうことだかご理解していただけたでしょうか。株を買う=その会社の経営者の1人になるということです。それならば業績のいい会社の株を買いたいですよね。だから「業績のいい会社=人気がある=株価が高い」「業績の悪い会社=人気がない=株価が低い」ということになるのです。

●どうやって売買するの?

 全世界に株式会社というものは数え切れないほど有ります。誰もがこの全ての株式会社の株を売買できるわけではありません。基本的には各国の証券取引所に上場している株だけです。日本だと札幌・東京・名古屋・大阪・福岡の5カ所に証券取引所がありますが、ここに上場している株しか売買できないのです。
 ではこれらの株をどうやって売買するのか?一番いい方法は証券会社を経由することです。手数料や口座管理料などの諸経費がかかりますが、証券会社を経由しないといろいろと煩わしい手続きとかをしなければならないので個人で取引をするよりもいいでしょう。

●どういう株を買えばいいの?

 これは当たり前のことなんですが、安いときに買って高いときに売ればいいのです。その時に注意したいのは、安ければ何でもいいというわけではないということです。中には倒産寸前のため投資家たちから見放され、安値で放置されている株もあるからです。
 ではどういう株を探せばいいのか?自分が「将来この会社は業績が良くなるんじゃないか」とか「急成長して大企業になるんじゃないか」と思う会社の株を買えばいいのです。そしてその株をずっと持ち続ける。5年後、10年後には株価が何倍にもなっているかもしれません。まぁ中には短期で売買をする人もいますが、統計を取ってみると大体は短期よりも中長期で売買した方が成績はいいようですね。

序.はじめに

第1部.小遣いを稼ぐ!

第2部.小遣いを増やす!